
<ソルノク市について>
ソルノク市は、ハンガリーの東方に広がるハンガリー大平原の中央に位置し、首都ブダペストから100kmほどの場所の人口約8万人の都市です。1075 年に市制が始まったこの歴史的な都市は、ティサ川とザジュヴァ川の合流地点でもあったことから、水に恵まれた都市として塩の通商や砂糖関係の工場があったことで有名でしたが、現在は製紙関連の工場が並び、1876 年に制定されたヤース・ナジクン・ソルノク県の県庁所在地としての行政の中心地として、またティサ川やブダペストに直結する国道4号線によって経済、文化、輸送の大きな一端を担っています。ティサ川河畔にある優良な温泉は有名で湯治場として知られる一方、近年バスケットボールやバレー、またカヌーやボート競技での活躍が目覚しく、国際級のマッチが開かれていることでも有名です。現在の市長はサライ・フェレンツ氏。
文化音楽面ではスィグリゲティ市立劇場での演劇やオペラ・オペレッタ公演の他に、2006
年9月にリニューアルオープンした「アバ・ノヴァーク文化センター」内の大ホール(リスト・ホール)がソルノク交響楽団の本拠地として知られており、他に世界的にも有名な「フランツ・リスト室内管弦楽団」に多大な援助金を拠出しています。また女声プロ合唱団の「バルトーク室内合唱団」や、混声の「コダーイ合唱団」、日本にも度々来日している「ティサ民族舞踊団」などは国内外に広く知られています。
また在日ソルノク市関係者の尽力により、これまで途絶えていた成田~ブダペスト間の直行フライト(チャーター/マーレヴ・ハンガリー航空)便が2007 年10 月には復活したことをきっかけに、長年交流の続いていた山形県からも直行チャーター便が就航しました。また将来にはソルノク市郊外にある大きな軍の空港との直行便フライトの計画もされております。それに先立って最近では福岡~ブダペストの直行フライト(チャーター/日本航空・マーレヴ航空共同運航便)も実現しており、ハンガリー国内でも、特にこの市と日本との今後の関係の発展が注目されています。 (左上図は市の紋章、右下図はソルノクの位置)
ソルノク市のホームページ http://www-3.szolnok.hu/

市庁舎画像 Városház
県庁画像 Megyeház
(内部には響きの良い懇談ホールがあり、ここで都度々演奏会も開かれている)
サライ市長と Szalay Ferenc, Polgamester
ソルノク市で行われた 「東日本大震災追悼・復興祈念の桜植樹」のレポートはこちら

ソルノク市立交響楽団は1965年にソルノク市の要請に応じて指揮者バリ・ヨージェフ(姓・名)によって創立され、ソルノク市と独自のオーケストラ基金によって援助される独立運営の法人オーケストラとして現在に至っています。正団員45名+契約団員15名の計60名の基本団員に、創立指揮者バリ氏と現在のソルノク市音楽総監督・常任指揮者 井﨑正浩によって構成され、年間12 回の定期演奏会のほか毎月の特別・記念演奏会、国内各地での公演、春と秋の音楽週間での公演、スィグリゲティ 市立劇場でのオペラ・オペレッタ公演演奏、ユースコンサート、国外での公演(特にフランス、ドイ ツ、ベルギー、イタリア、フィンランド、ポーランド、イスラエル)など年間120公演以上を行っていま す。毎年春に開かれるソルノク音楽週間のホスト・オケとして、これまでにニコラウス・アーノンクー ル、ダニエル・バレンボイム、ヘルムート・リリングらの指揮者や、ジャン・ピエール・ランパル(Fl.)、 モーリス・アンドレ(Trp.)、エマニュエル・パユ(Fl.) らのソリストなどとも共演しています。また特に ハンガリーのEU加盟時の2004年5月、EU政府に招かれベルギー・ブリュッセルにおける『ヨー ロッパの日』コンサートで、EU国歌作曲者Didier van Damme 氏作曲の“Adagio to Europe”を 演奏したことから、EU諸国をはじめヨーロッパにその名を広く知られるようになりました。
近年ではルーマニア・デーヴァ地区水害孤児救済のためのチャリティ公演及びルーマニア・旧 ハンガリー領での演奏旅行が大きな話題になるほか、日本へはこれまで姉妹提携による民間外 交使節団として山形県酒田市及び遊佐町、東京・豊島区(池袋)他で来日交流演奏を行っていま す。2007年9月にはハンガリーの経済文化に貢献した人物・団体に授けられる「プリマ賞」を受賞 しています。 (左上図は市の鳥・ペリカンを模したこのオーケストラのロゴ)
2009 年には日本とハンガリー(当時オーストリア・ハンガリー二重帝国)の国交修交140 年及び戦後国交復興50 年、更にハンガリーの共和国体制転換20年の記念すべき年を迎え、日本で一年間に渡って開催された”ハンガリーフェスティヴァル”における記念行事の目 玉公演として、現在ハンガリーでただ一人活躍する日本人指揮者である井﨑正浩と、彼が市音楽総監督を務めソルノク市が誇る「ソルノク市立交響楽団」が、この年11月に来日公演を行いました。この日本公演では、これまでハンガリーから来日したオーケストラの 日本公演では演奏されることのなかった「ハンガリーのオーケストラ、及び合唱団によるハンガリ ーの作曲家の作品演奏」というコンセプトのもと、コダーイ作曲/ミサ・ブレヴィス、バルトーク作曲/ハンガリーの風景、ピアノ協奏曲第3番などが演奏され、その文化的価値や演奏意義が注目を集め高い評価を得ることが出来ました。特に世界初演としてブラームス作曲/ハンガリー舞曲第1番&第5番が合唱付きの版として演奏され、その芸術的な価値の高さが大きな反響を呼びました。 >>ソルノク市立交響楽団のホームページ
ソルノク市立交響楽団の2011/12のプログラムを載せた冊子のPDFファイルです。
ソルノク市立交響楽団の2010/11のプログラムを載せた冊子のPDFファイルです。
ソルノク市立交響楽団の2009/10のプログラムを載せた冊子のPDFファイルです。
ソルノク市立交響楽団の2008/09のプログラムを載せた冊子のPDFファイルです。
ソルノク市響・公演プログラム …日本公演演奏会のプログラム冊子です。
ハンガリー国営テレビで放送されたソルノク市響の2010/11シーズンの宣伝スポット動画
創立4 0周年記念公演の模様(指揮;バリ・ヨージェフ氏=創立指揮者)Bali József

音楽総監督就任時の画像(2007年6月撮影) リスト・コンサートホールにて

現在のオーケストラ画像(2011年9月撮影)アバ・ノヴァーク文化センター内 リスト・コンサートホールにて

3人のコンサートマスターと
(左から)カニュールスキー・ペーター、タリア-ン・ アンドラーシュ、
ピンテール・ダーヴィッド

3人の指揮者陣、(左から)ボイキー・ゾルターン(正指揮者)、井﨑正浩(音楽総監督・常任指揮者)、
バーンフィ・バラージュ(アシスタント指揮者)
アバ・ノヴァーク文化センター(ソルノク市、ヒルド広場) オーケストラの本拠地

地元紙第一面を飾った2011/12シーズン開幕演奏会の模様(ウーイ・ネープラップ紙)
ソルノク市立交響楽団ホームページへのリンク
--------------------------------------------------------------------------------------

“シネマジック”特別演奏会(再演)のポスター
2008年3月6日(木)開催の特別演奏会“シネマジック”のポスター。同年のニューイヤーコンサートで行った「映画音楽特集」の演奏会がチケット完売で多くの聴衆の入場を断ったため、再演を求める問い合わせが多数で、急遽特別に演奏会を行った際のもの。しかしこの演奏会も同様にチケットが完売となり、街のオーケストラとしての認知度や人気の高さを伺わせた。

プッチーニ・ガラコンサートのポスター
2008年5月19日(月)開催の特別演奏会“プッチーニ・ガラ”にポスター。作曲者の生誕150周年に関連したイヴェントが世界各国で行われる中、ソルノク響も3人のハンガリー国立歌劇場所属歌手を招き演奏を行った。プログラムもアリアだけでなく 重唱を並べ、舞台奥にステージを設置して、歌手の動きも(演奏会形式ながら)実際のオペラを彷彿とさせるものとなり、終演後のスタンディングオベーションが 熱狂的だった。この時のデザインをきっかけに、翌2008/09年シーズン「ソルノク・ルネッサンス」のプログラム冊子デザインも同じテイストのものとなった。
“ドヴォルジャークの夕べ”のポスター
2010年4月19日にソルノク大学オーディトリウムで開催された演奏会「キャンパス定期3」のポスター。全プログラムをドヴォルジャークの作品から選び、一人の作曲家の肖像とその作品を考察するという意味で、このシーズンのテーマ「チャレンジ」を意欲的に表出した演奏会になった。ソリストに現在ハンガリーで最も人気・実力共にNo.1の若手ヴァイオリニストであり、ブダペスト祝祭管弦楽団のコンサートマスターであるケレメン・バルナバーシュを招いたのも話題になった。

“シネマジックⅡ”のポスター
2009年ニューイヤーコンサートで話題になった映画音楽特集の演奏会に続く第2弾の演奏会。
2011年1月8日にソルノク大学オーディトリウムで開催された演奏会「キャンパス定期1」のポスター。映像を交えながら行うこの演奏会も大きな反響を呼び、再演を望む声が強い。